Noと言わないカリフォルニア人
Maybe=No
認識して差し支えないと言いました。(日系企業でアメリカ人スタッフがMaybeと言った際に本社へレポートする場合)
人種に限らず業務の局面で相手方に「Yes/No」の回答を得たい時ってありますよね。これが相手方に対して「可能か?」の意味合いを持つ場合、相手方は大凡できない場合でも「Maybe」と答えます。(できる場合は普通に「Yes」と答えてきます)
これはなぜか?
あとあと聞いてなるほど〜と思ったんですが、彼らは何事にもチャレンジすることを正として育ってきており、また社会もチャレンジすることを評価します。即ち仕事の局面で「これできる?」と聞かれた時に、「No」と言うとチャレンジしない=評価されない、と考えるのです。つまり仕事の会話で「Maybe」と言われた時は「まぁ、チャレンジしてみるわ」と言っており、大凡アウトプットは期待できない前提でいた方がいいです。
プライベートの局面でも同様です。例えば「週末空いてる?デート行こうよ!」って誘った時も「Maybe」と言われることが多いです。理由はビジネスシーンとは異なりますが、直接的に「行かない!」とは言わず、やんわり断るニュアンスです。これは日本人も同じですね。
A couple of daysって2,3日じゃない。ついでに言うと、Maybe=N0
A Couple of daysって2,3日ではない
中学校時代?の英語授業で習った、"A couple of〜"ってテクニカルには「2,3の〜」との記憶があり、現在に至りました。
ただし、それはカリフォルニはでは通用しません。
私:When can we finish it?(あれいつできんの?)
アメリカ人従業員(以降ア):A couple of days
当然の如く私の日本本社へのレポートは(ちょっとバッファも取って)、「4日後にはできます!」 でした。
Maybe=No
そして3日後・・・
私:Did we finish it?(あれ終わった?)
ア:Oh... 50%!
私:...OK. Can we finish it in 2 or 3 days?(え...あと2,3日でできる?)
ア:Maybe!
日本本社へは「すみません、ちょっと苦戦しておりまして・・・あと2,3日中には完成します」
そして更に3日後・・・
私:How is the task proceeding?(で、あのタスクどうなった?)
ア:We can make it tomorrow!(まだ終わってまへんねん)
本社「ちゃんと管理せんかぇ!」
まぁ当然こう怒られるわけです。
色んな国の人と仕事で関わることがありますが、飲みの席で
A couple of days is like a week, maybe means no in California!
って言うと、大体の人はキャッキャ笑いますので、 日系企業でレポートする際は上記ご認識で差し支えないかと思います